旭岳山頂から裏旭岳へ下って行く筆者。
上りとうってかわって岩場は無く、砂地が続き滑ります(*﹏*;)
ストックが無いため慎重に下っていると、山頂で写真を撮っていただいた方のグループに越されました。
そして目の前には雪渓が…
ここで引き返そうとも思いましたが、先を行かれた皆さんの足跡を辿ることにしました❄
筆者1人なら遭難していました((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
この方たちは九州から来られたようで、テント泊をしながら縦走されるそうです。
皆さんのお陰で、視界が悪くても現実世界とは思えない貴重な光景を目の当たりにできましたよ(^‿^)
ありがとうございました!!
さて、筆者ものんびりしていられません。
この先険しい登りは無いにしても、天候が怪しい中あと3時間は歩かなくてはいけません。
しかも完全に筆者1人です。
旭岳 悪天候単独登山の女性遭難……
そんなニュースの見出しにされてたまるか!o(>_<)o
名前もわからない植物たちですが、本当に幻想的で生命力を感じます。
(この環境下でしか生きられないのでしょうが…)
そして
「晴れてる時にまたおいで」
と神々が言わんばかりに筆者を打ち付ける雨☔
集中力が低下して頭がボーッとして眠たくなってきました。
気を引き締めないと滑落しちゃうよ(×_×)
中岳温泉まで降りてきました♨
湯加減はちょい熱め。
奥は硫黄で濁った温泉が流れています。
このエリア、川を何度か渡るため靴下までグショ濡れです🥾
あとはひたすら平原を進みます。
時間通りのペースですが、早く人のいる場所まで戻りたい…(・・;)
実は岩場同様足場が悪いんです(笑)
先程通った雪渓の下もこんな感じで川が流れているのでしょうか。
裾合平を過ぎればラストスパート。
ちらほら登山者を見かけるようになってきました。🚶
そして筆者のスタミナも限界に近づきつつあります🪫
実は姿見駅を出発してからここへ至るまで休憩無しで補給は僅かなお茶とゼリー飲料のみ🍜
立ち止まるととにかく寒いんです🍃(←言い訳)
そんな筆者の視界に飛び込んで来たのは一匹のキタキツネ🦊
土手の向こう側から、立ち止まる筆者を気にしながら少しづつ近づいて来ます。
筆者のすぐ近くの茂みに隠れましたが、噛み付かれても嫌なので筆者の方が逃げるように先へ進みます。
やっと戻って来ましたよ♪
おつかれさまです!!(≧▽≦)
ノンストップなためタイムも好調。
ふらふらです(×~×)
リュックに雨よけカバーをしていなかったため一度も使っていないタオルが絞れるほどびしょびしょです(笑)
ついでに財布まで濡れてボロボロに…(´;ω;`)
とにかく寒いのでさっさとホテルへ帰ります。